大学は研究機関であるので楽しく学ぶというのも変な話だとは思いますが、近年多様化する入試。筆記試験だけでなく適正や人間性を見極める入試が出てきて自分に合った学部、またはその学部にあった人材を入学させているにもかかわらず、入学後の大学生活が思ったのと違ってつまらないと感じる学生が多いのだそうです。
多様化する入試の是非は置いといて、楽しく学問に打ち込める方法は無いものでしょうか
その答えはそれこそ探究と近いものがあると感じています。
先日、北海道のとある大学の先生とお話しする機会がありました。その先生は憲法を専攻としているそうで、私はある質問をしました。そうすると深いお話しを聞くことができて、その先生のお話しが具体的なものであり話が大変お上手ということもあったのですがとても面白く楽しく話を聞くことができました。
尊属殺人についての質問をしたんです。自分は親を殺すことはとても重たいことであるので、やはり厳しい罰を課した方が良いのではと思い質問しました。今では平等の観点から普通の殺人と同様の罰が課されます。
その先生がいうには、親があまりにもひどくどう考えても子どもが気の毒という事件があったそうです。そういうケースでも尊属殺人は死刑か無期懲役だけしか出すことができない。でもそれはあまりに気の毒という事件から出てきたと。たとえば親が鉄の棒でなんども殴りつけ、その棒を奪い返して親を死に至らしめたとしても、親を殺した場合は死刑か無期しかなかった・・・と。
なるほどと私は思いました。
そして、この時大学の先生の話を面白く聞くひとつの答えを同時に見つけた気がします。自分が疑問を持ち解決しようと話を聞くととても面白く感じるのだなと思ったのです。まさに探究では自ら疑問を持ち解決するということを目標にいろいろなことに取り組んでいます。入試が多様化したとはいえ、まだ受動的な学習が多いのではないでしょうか。そこを自ら進んで学ぶ力をつけると人生がずっと面白くなると思います。
そういえば私も札幌エリート塾を作る際に中小企業診断士の教材を購入し、経営について勉強しました。教材を見て思ったことは「大学で習ったことばかりだな」と思ったのですが、それでも「このような時はどうしよう」とか自分で具体的に考えて読んでいくと、大学時代の数百倍も楽しく教材を読むことができました。
今までは高校に入ってからも伸びる札幌エリート塾を目指していましたが、これからは大学に入ってからも学びが楽しい札幌エリート塾を目指したいなと思いました。