ここのところ講習会授業だの明日の道コンだの、いろいろと忙しくてブログの内容も塾らしくないし、もっといえばなんも中身のないとても悲しい状態です。でも授業は一生懸命です。たとえば今日の国語
随筆の授業でした。「私は彼らの目から怨恨の気持ちを感じた」とあったとします。この場合、随筆は私の気持ちを書く文学ですから彼らが実際に私に対して怨恨の気持ちを持っているかどうかは関係なく私がそう感じたわけです。だから私がそう感じた理由を書きましょう。文中には私をじっと見つめるなどの表現があると思います。
小説の場合「太郎は彼らの目から怨恨の気持ちを感じた」とあったら彼らは怨恨の気持ちを持っていることがほとんどです。小説の場合客観的な描写になります。彼らが怨恨の気持ちを持つようになった理由も書かれているはずです。
などという話をしました。まじめに授業をしていますね(自画自賛)
さて、そういうふうに一生懸命に授業をすると札幌エリート塾では黒板とチョークを使うので手がチョークまみれになります。チョークは手の水分を奪うのか手がカサカサになります。そこで私は授業中だろうとスキを見つけて手を洗いに行ったりしています。肌の手入れは大切です。
週2回札幌エリート塾で授業をしてくれている鷹取先生もチョークで手がカサカサになるのが気になったようでウエットティッシュを持参して手をケアしています。そのとき私に優しく声をかけてくれました。「授業中に手を洗いに行くわけにはいかないじゃないですか。高塚先生も使っていいですよ」と。ほんとに鷹取先生は優しいのです。私の手まで気にかけてくれて・・・。そしてもう一度見てください。「授業中に手を洗いに行くわけにはいかないじゃないですか」の部分。授業時間を無駄にしてはいけないという生徒を想うこの言葉。ダッと授業を抜け出して手を洗いに行っていた私は鷹取先生の授業に取り組む真剣さに顔から火が出るほど恥ずかしかったのです。札幌エリート塾の塾長にもかかわらずしょっちゅう手を洗いに行って鷹取先生ごめんなさい。そしてお言葉に甘えて鷹取先生のウエットティッシュを使わせてもらったのです。なんと便利なのでしょう。
もうひとつ
鷹取先生から「この本面白いですよ」と本を紹介してもらっても、読書がとにかく遅い私はもう1~2か月も本をかりっぱなしなのではないでしょうか。さすがに本日、もう少し貸しておいてくださいとお願いしたら笑顔で「良いですよ」とおっしゃってくれまして。ほんとに助かっております。鷹取先生ごめんなさい。
そんな鷹取先生ですが塾講師までの経歴がとてもすごくて、お食事会などで席が一緒になると私の知らない世界のお話しを聞くことができます。生きてきた世界も豊富で馬の知識!も豊富でとても勉強になるお話しが聞けるわけで私の世界も広がることができるのです。いつもありがとうございます。鷹取先生。