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火曜日のできごとと光星高校の説明会

毎週火曜日は5月から札幌エリート塾の第二教室となった平岸教室〔札幌エリート塾匠〕で授業をしています。

小さな教室ですので札幌エリート塾とはまた違った雰囲気を楽しんでいます。本日はインスタにもあげましたが小学生が「たかつか先生とうさぎ」という絵本を作ってきてくれました。絵本なので似顔絵も入っていました。たいへんうれしいことです。こういうことがあると仕事の疲れもふきとびます。

本日は午前中に札幌光星高校に行ってきました。光星高校さんは道コンの会場として使用させていただいたり、なにかと私たちに良くしてくれている学校です。校長先生をはじめとして教育に対する考え方がカリキュラムにも表れている行動力のある良い高校だと思っております。他の学校ではできない光星ならではの教育を受けることができると思います。通っている生徒が何人かいるはずなのですが会わずに終わってしまいました。

そこでこんな話を聞きました。大学受験を控えたある生徒が野球部の全校応援に「行きたくない。応援に行く暇があったら勉強していたい」と言ったとのこと。そこに通りかかった先生が「普段勉強をがんばっている君が応援にも真剣に取り組むことで周りの人の励みにもなる。あいつががんばっているんだから俺もがんばろう」というような説得をして彼は応援に行くことに納得したそうです。

後日、大学に合格した彼は「あのとき応援に行って良かった」と言ったそうです。本人が喜んでいるのならそれは良かった指導だと思います。

そういうエピソードを盛り込んでくるところが光星の説明会のおもしろいところだなと思います。

応援に行ったから勉強できなかった。それで落ちましたっていうなら、その一回で合否が左右されるぐらいならそもそも合格する力はないと思いますし、せっかくの高校時代にしかできない経験ならしておいた方が良いと思います。大学に合格することがゴールと考えている生徒は「応援なんか行きたくない」というかもしれませんが、人生は大学に入ってから何十年もあります。私はそこで成功するひとつに「経験」があると思います。いろいろな経験をしておくほうが行動力もつくし、発想力もでるかと思います。

そのような人生にわたって大事なことを教えてくれる学校だと思います。

もし私ならそこで「応援したほうが将来の自分のためになる」と説得するかと思いますが、「周りの人のため」と説得した光星の先生の指導力に感心しました。ときどき、人はなんのために生きているんだろう・・・と考えることがあるのですが、この仕事をしていると感じます。他の人に喜んでもらうために生きているのだと。人の生きる意味はそこにあるかと思います。周りの人に喜んでもらう人生が素敵だなと。周りの人のために生きることができる生徒を育ててくれる学校だと思います。

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