24日が北海道科学大高校、25日が札幌日大中学、高校さんの説明会でした。両方に参加しましたがまず日大さんで感じたことから書こうと思います。学校の進学実績やコースやカリキュラムの内容は鷹取先生や城山先生に託すことにしまして、私が感じたことを書いていこうと思います。また本日は北星女子さんの説明会もあったのですが欠席しました。3日連続は朝の弱い私には辛いものでして。
昨年ぐらいまでは全部出てやろうという気持ちでいましたが、正直言うと説明会いくといろんなものが影響受けます。まず睡眠時間が減るので授業に影響が若干出ます。準備時間が短くなってしまうので影響が若干でます。そのようなわけで今年からは厳選していこうかと思っています。仲良くお付き合いしてくれている学校や、トップバッターの学校など。行かない高校は嫌いだからというわけではありません。授業を優先していたいという思いからです。私は他の塾の先生のように時間の使い方が上手じゃないもので・・・申し訳ございません。
本編です。
日大さんの説明会では「探究」という言葉がとても多く出てきました。昨年のGCコースができたことからも「探究」活動に力を入れているのだなと感じます。その時、校長先生の言葉で「これから探究に力を入れていくと表明したら多くの塾から不評だった」とありました。わかる気がします。ですがその中にあって札幌エリート塾はあらゆる塾の中でも「探究」というものに理解を示している数少ない塾(というか高塚先生が学力向上には探究の考え方が必要だと思っている)です。
成績が良い子や勉強を教えたらぐんぐん成長する子にはある特徴があります。国語力や会話する力があります。自分で動く力があります。自分で課題を見つけ「なぜだろう」と考えられる子。これって日常では「たとえば」こういうことだなと日常の具体例と結びつけられる子。あらゆる事象を「すなわち」こういうことでしょうとまとめて理解する力がある子。日常生活から勉強と同じ思考ができる子は成績が伸びやすいと感じます。
探究は「課題を見つける」つまり「なぜ、どうして」と考えること。解決するために「どのように」と考えられること。「意見交換」して「例えば、要するに」と理解していくこと。日常生活でもこの考え方ができる子は日常生活で勉強できているわけです。
と考えていてふと疑問が起こってきました。ですが昨日の中では質問が時間の関係でできませんでした。ですので今度日大の先生とお会いする機会があるのでそこでお話しを聞かせていただこうと思っております。
ちなみに何を考えたかというと、この探究によって養われる力ですがどのような子も探究的な学習で身につくものなのか。日常生活でそのような考えができる子のほうが吸収していくものなのか。要は向き不向きというものがあるのかということです。実際指導の現場ではどのように感じていらっしゃるのか聞いてみたいですね。
また課題を解決する力を養う場合、確かに解決できるけど倫理的にどうなの?って方法を提案してきた場合どう対応するんでしょう?とか考えたりですね、探究とともに大学進学実績を積極的にお話しされていました。でも探究は大学というより社会で役立つ能力です。もしこの能力をかなり高いレベルで身につけたら大学の4年間って無駄じゃないの?って思ったりします。より早く社会に出て自分の力で生きていく方が良いと思います。もしGCコースなどに「自分の家は自営業なので探究の考え方を身につけ、卒業後は家業を継いで大きくしたい」という子がいた場合入試の評価はどうなるのだろう?とか。
それも含めて先生とお話しできればいいなと思っています。