9月3日は札幌創成高校の説明会でした。9月3日といえば我々通の間ではドラえもんの誕生日として有名であります。そんな中札幌創成高校の説明会だったわけです。場所はガーデンパレスというホテル。事情により車で行ったものですから早めに行って一階のカフェでドリンクでも飲んでようと思ったのですが、駐車場がなかなか混雑。残念ながらドリンクを飲む時間もなくなってしまいました。
詳しくは鷹取先生のブログを読んでいただくのが一番良いかと。
https://takatori-na.jugem.jp/?eid=6621
私が心に残った説明を2つ
①2番手のトップを目指す。
自分の立ち位置を把握しその中で全力でできる教育をする。こういう考え方が好きです。SAPIXという中学受験では圧倒的な塾さんがあるのですが、そちらに通って成績が下がってきた自分の子に「SAPIXに通っていれば中位でも良い学校にいける」と信じている親御さんの話を記事で読んだことがあります。その子はもっとレベルを下げた塾で丁寧に見てくれる方がいいのに、という記事です。そういう点でいうと札幌創成高校はトップ校では合わない子を確実に伸ばすことに力を入れている学校ですし、それを自ら自覚しそこに力を入れているということですね。
ちなみに札幌エリート塾は塾においてどのあたりに位置するのでしょうか?
しかし、この考え方は誰にでもできることではありません。誰しもトップをめざそうと思うのではないでしょうか。それにより無理して背伸びした感じになり逆にうまくいかなくなることがあります。
またどの学校もトップを目指していたら中位の子が行く学校が少なくなってしまいます。その中でそういう子が通いやすい学校とうたっているのがとても良いと思うのです。
②ギャル化防止対策
高校生活も慣れてくる2年生となると勉強量が減り、スマホでTikTokやBeRealに夢中になる。この現象をギャル化と呼んでいるそうです。それを食い止めることに力を入れたギャル化防止対策。ネーミングが面白いですね。
とにかくまずインパクトある言葉から入ってくるというのは近年の政治の世界でもよく見られるものです。単純ではありますがこのネーミングを考えた方はなかなか有能だと思いました。このフレーズだけで会場のほとんどの先生が食いついていたような気もしますし、先生から笑いが出たのもこの説明においてでした。
でも中身もなかなか的を射たものだと思います。この時期に勉強から離れる生徒をどのように食い止めるかは学校としてとても大事な事でしょう。