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宗教教育と学校

私立の中学や高校には宗教団体が母体となっている学校が多くあります。最近、説明会でお世話になった「藤女子」さんや「札幌光星」さんはカトリック系の学校なわけです。同じキリスト教で言っても「北星」さんの系列はプロテスタントになるわけです。以前カトリック系の「聖心女子」が募集を停止しましたが近所の北星女子さんではなく藤女子さんがその受け皿として高校受験を始めたりしたのはそのような宗派の関係なのだろうなと思います。

確かに札幌光星さんの授業見学をしていると「宗教」という授業があります。卒業する時にどのぐらい敬虔なキリスト教徒を育てようとしているかはわかりませんが、他の学校の道徳にあたると先生がおっしゃっていたような気がします。

大学とのつながりもカトリックはカトリック、プロテスタントはプロテスタントなのでしょう。大学進学をイメージする場合、単にキリスト教系の大学とだけではなくカトリックなのかプロテスタントなのか聖公会なのかを知って高校選びをすると良いかと思います。ただカトリックにおける推薦はよく聞くのですが他の宗派はあまり聞かないので〔高校生が多いわけではないのであったら申し訳ございません〕そこまでこだわる必要もないのかもしれません。

大学に入ると同じ宗派の海外の大学とのつながりは多いようです。

仏教はというと教科書でも学習する通り仏教も多くの宗派があります。私の曹洞宗で有名といえば駒澤大学系列です。

塾では「神」と言っている私ですが、よく考えると曹洞宗には神はいないですね。よく考えたら相当〔曹洞宗だけに〕まずい発言をしていたようです。私は幼稚園以外は宗教系の学校に通ったことはないのですが学生時代に座禅の会とか出たような気がします。仏教の良い所は他の教えも尊重するところです。そういうところから人の話をよく聞ける高塚が育ったのではないかと思うのです(笑)

授業が終わって鷹取先生とこのようなことを話していたのですが、それぞれの学校はどれだけ宗教色を出しているんでしょうか。この少子化で共学化がすすんでいるので宗教もあまりこだわらなくなっているのでしょうか。確かに生徒の希望もあまり宗教にこだわって選んでいるようには思えません。今度学校の方と話すことがあったらそのことも聞いてみようかな。

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