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中3社会の道コン

北海道学力コンクールの総合資料を見ていましたが中3では数学に次いで社会の平均点が低いんですね。48.4とは社会にしてはなかなか驚異的なものがあります。そんなに難しかったのか。

もちろん私たち塾の先生は何年も同じことを教えているので問題を見たら答えが自動的に出てくるぐらいにはなっていますがそうでない受験生にとってはどうなでしょう。

正答率の低い問題がどんな感じだったのか見てみますか。

1つめ「日米修好通商条約で開講した港を略地図からすべて選べ」正答率6.6%Σ(・□・;)これは難しいわ。しかたない。ちなみに開講した港は「横浜、神戸、函館、長崎、新潟」で語呂合わせは「横は何」です。しかしこの問題の難しい所はこの5港すべてが地図中に出ているのではなくそのうち2つです。でも地図中にはア~オがあるので3つがダミーということですか。しかも正解がいくつかわからないという。この「すべて選べ」というのはかなりの強敵です。正答率6.6%で札幌エリート塾正解者は5名。約20%すばらしいということにしておこう。

2つめ 足利義満についてですか。問題は足利義満について直接聞くのではなく、足利義満がおこなった「南北朝の合一」と同時期に起こった事を選ぶ問題と「勘合」の完全解答。同時期問題はなかなか難しいですよね。しかも1392年とほぼ同時期を選ぶなんてなんとマニアックなΣ(・□・;)正答率15.6%
しかも選択肢が「李成桂が朝鮮と国号を定めた」「尚氏が北山、南山、中山を統一し」などなかなかしびれる選択肢ですね。札幌エリート塾の正解者数はなんと3名(# ゚Д゚)。まあでも「勘合」については正解者多数であることはもちろんですが、選択肢がまあものの見事にばらばら。この低正解率は選択肢によるものですね。1名選択肢は合っていたのに「勘合」が書けていない子がいたのでこの子は別に指導が必要ですね。

3つめ アメリカの農業の位置から「綿花」を判断し、その生産額を選ぶ問題。素敵な問題だと個人的には思いますが前回の「アパラチア山脈付近」とか今回の単に楕円で囲むとか、近年の道コンにはやや設定が雑な感じが見られます。しかし私はアメリカの農業については「コーンフレークの法則」そして、生産額上位3か国は教えるのがとても大好きなので札幌エリート塾の生徒にとっては余裕な問題だったのではないでしょうか。正答率21.3%

さて札幌エリート塾の生徒はどうだったでしょう。正解数12名 60%ぐらいですか・・・。もっといってほしかったけど全体正答率を大きく上回ったのは何度も話したからかな。コーンフレークの法則役にたったのかな。農業は面積が広く人口が多ければ上位にきやすいので中国、インドはほぼ上位です。3つ目の国とあわせて覚えましょう。

4つめ 促成栽培とグラフの品目を答える問題。おそらく促成栽培という名称とその作物名はだいたいわかっていると思うのですが、この問題は道コンのいやらしさがにじみ出ています。グラフの「群馬県」ですよね。うーむ。群馬と言えば「レタス」。でもここでそれは「抑制栽培」と軌道修正できたかどうか。正解と思わせて一瞬で目の前から消える高速スライダーのような問題です。正答率28.4%

札幌エリート塾は促成栽培といえば「宮崎・ピーマン」「高知・なす」で言っていましたがどうでしょうか。正解者数11名。これも50%は超えていますね。でも間違えた生徒のほとんど全員が「促成栽培・レタス」の組み合わせです。なんだよ。お望み通りひっかかってるぞ。満足か道コン!

選択問題は置いときます。逆にもっとも正答率の高い問題を見てみましょう。これは第一問目。正距方位図法から「インド洋」を答えさせる問題ですか。正答率76.8%ですね。これが最も高い問題。確かに正距方位図法は形が歪んでますけど、これが80%弱ってのもどうなんだろう。うちの生徒は全員正解でいてほしいぞ!見てみましょう。

・・・1名いた間違いが。しかも数えていて15人目。もうドキドキして「頑張れ全員正解だ!」と念じ始めていたところにまさかの「大西洋・・・」

それでもなかなか高い正答率で頑張れたぞ札幌エリート塾。またほかの教科もみてみよう。

講習会後の道コンは講習会の効果が出たことを示すため点数を取らせやすく甘めに採点することもできます。ということで事務局採点に回しているのですが、見直してみると面白いですね。

甘くした採点で順位や点数が下がるとけっこうやばいと思います。そういう中で最高の正答率が76.8%ですからね。そんなレベルの問題かなと思ったりもします。

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