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道コンも5回目が終わりました。2%からの逆転?

昨年、一昨年の1月道コンを見て、その子がどういう合否だったかを確認してみた。

昨年、一昨年とも不合格者はこの時点で2%だった。2%からの逆転はもう厳しい時期に入っているのだろう。ところが2%以外はスライドも含めてだが志望校に入っている。確認した中で30%代からの合格も数名いる。

これにはいくつかの要因があると思っている。

まず第一に道コンさんの合格可能性の出し方である。内申ランクと入試の点数の相関表の中で合格判定をしていてその枠の中に入れば合格なのである。しかし道コンさんの合格判定の場合合格の枠に入っていても、内申が低かったりした場合、合格可能性の数値は機械的に下がっていく。たとえば札幌南Bランク偏差値70の場合、ぎりぎり合格の枠内であるが80%前後の数値になる(なっている)。

もちろん、その子は内申が低いから入試で何かミスをしてしまった場合合格可能性が下がるのは事実である。だからそういう数値が出るかもしれないが、合格可能性の数値だけで現状を判断してはダメなのだ。道コンさんは丁寧にその下に人数をプロットした相関表を載せてくれている。その表から少し経験のある塾の先生なら公立高校でどう合格判定がなされているか知っているはずなので塾の先生に質問してみるといいと思う。

たとえば、315点のAランクと296点のAランクでは入試点数では19点差があるのですか?

Aランクの偏差値68の枠とBランク偏差値70の枠では当日点が高いからBランク偏差値70の方が有利ですか?とか

私は公立高校の教師を経験したことのある先生からお話しを聞いて、実際の公立高校ではどのように合格判定がなされているか聞いたことがあるので札幌エリート塾では明確に答えることができる。

第二に、講習会後の道コンは採点が甘くなる塾さんがあるということ。自分の知り合いの子の道コンを見たことがあるのでこれは確信をもっていえる。やはり講習会で成績が伸びたということにしたいし、道コンの総合成績表に名前を載せたいのでしょう。✖にすべきところを強引に〇にしていた。その子の場合「電圧を流す」という解答の「電圧」に「電流」と赤で書き加えて〇になっていたのでよっぽどなんだなと。実際、その答案と成績表を見せてもらってこれで大丈夫か相談を受けたことがあったわけです。そういう採点の塾さんがいるとやはり普通に採点していると偏差値は下がるやね

高校についていうと東西南北や旭丘は実力が同じような子が受験してくるので逆転は確かに起きやすい。今までの道コンを見てみると32%で合格がいて勉強方法でじゅうぶん逆転可能なのはこのあたりだと思う。ずっと過去のデータさかのぼってみたら旭丘2%からの合格者がいたが、思い出してみるとこれはその子のその後ののびが異常値だったと思う。

この例を出して「うちの塾なら2%からも合格できます」とアピールする塾さんもあるかもしれないが、想定できる実力ののびというのがありだいたいほとんどの子はここにおさまる。2%からの逆転合格はレアケースであると。うちはそういうことは正直に言う派なのです。

しかし30%からでも十分合格に持って行けるが、2%の子でもどうしてもその高校に行きたいと思っている子もいるはず。「高校入試は全範囲の定期試験だ」とおっしゃる先生もいらっしゃいますが、私は全然違うと思っている。定期試験なら必要なことをおさえ、学校の先生のノートを見直し、ワークを解きなおし、きちんとした勉強をすると普通に9割以上の点数はとれるはず。だけど入試は9割以上の得点でも、残りの全員が100点だったら不合格になる。つまり人より上にいかなければならない。

ということは逆を言うと合格するためには人より上にいけばいいのである。勉強量がその高校を受験する受験生の中で一番多いとか、その高校を受験する受験生の中で一番ものを知っているとか〔私はGランクで最低内申Fランクとされている高校をうけたので、問題用紙の中に出てくる語でしらないものは無しにしようと思い受験勉強をしていた。英語の教科書の英単語は1000個ぐらい毎日練習してから長文練習をしていた〕。その高校に入るために人より勉強することをこころがけてみよう。人より知識量を増やすことをこころがけてみよう。

そし「勉強集中できない」とか「勉強する気が起きない」という声をたまにききますが、それは単に「その高校に行きたい」と思っていないのだと思います。ただそれだけです。

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