先生方が通っている生徒をとても大事にしている印象が強かったです。とても良いことだと思います。
さて、昨年度からA日程で高校入試も実施している藤女子高等学校。高校から入ってくる生徒は当然、長い歴史の中で初めてということになりますが、一貫生と比較することはしないようにしようという意志統一のもと教育がなされているようです。これは他の中高一貫のある学校はどうなのかな、興味があります。職員室内のことなのでよほど先生と仲良くないと教えてくれないかな。
ちょっと悲しかったことがあります。今年の卒業生の中でわが母校「小樽商科大学」を第一志望とする人がいなかったと。良い大学なんですよ。小樽商科大学。小樽商科大学を目指せるレベルの生徒は首都圏の私大を目指したと。良い大学なんですよ。小樽商科大学。
藤女子さんは毎年学校で説明会を行うのでその後授業を見学することができます。とても面白かったです。
生徒が活発に発言している数学。「なんでxは４なの」「ｘの範囲が５までだから」などなど生徒が質問し、生徒が教えています。それじゃ先生のいる意味ないじゃん・・・いやそんなわけはありません。先生がいるからこそ安心して生徒たちが発言できる藤の魅力。
学校の先生とは思えないほど板書の美しい先生もいらっしゃいました。
先生も生徒もお勉強するのがとても楽しそう。そんな感じの授業で一緒に授業見学にまわった鷹取先生や城山先生は廊下の掲示物を見ているのに、私はけっこう教室内まで入って授業を体験してきました。（不審者じゃないですよ。入っても良いんです。むしろ入ってくださいと言われたりする）。できるなら席に座って授業を一緒に受けたかったし、なんなら質問をあててほしかった～。そのぐらい面白い授業がされていました。