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すごい個別指導塾ができるかも。5月から個別指導の運営を行っています。

5月から平岸にある「個別指導アシスト」という塾の運営を私たち札幌エリート塾で行っています。私たちは集団指導塾なので個別指導のノウハウをはっきり持っているわけではありません。ですが今までの個別指導アシストの指導形態の中で変更したほうが良いと思うところを集団指導で行っていた方法にあてはめてみるとうまくはまるところもあり、何も考えず運営していたようでけっこうノウハウが蓄積されているんだなと感じたりしています。

とはいえそちらはやはり個別指導です。個別指導の良さを維持したままさらに良い塾にできないかと考えています。

集団指導は一斉に指導ができその後問題演習にいけるので生徒の待ち時間が非常に少ない状態です。ですからその問題をできるようにすることの他に、間違えやすいポイントや入試で注意するポイントもプラスで教えられます。個別指導は一人ひとりが自分のペースで勉強できますが、そうなると進度も異なってきます。A君、B君、Cさんが一斉にわからないところが発生すると一人ひとり順番に教えていくことになるため待ち時間が出てきます。それをどうやって少なくするか?ゼロにするか?というところから新しい指導システムの作成がスタートしています。

集団指導と個別指導の良い所を合わせて指導したい。札幌エリート塾はそう思って作りました。個人の苦手箇所を発見するために特訓テストを行うことが第一歩でした。懐かしいな~と感じています。

札幌エリート塾ではなくなんらかの個別指導塾に通われている生徒の保護者の方には「うちの子はマイペースだから集団指導より個別指導があっている」と思って個別指導の塾を選ばれた方も多いかと思います。でも個別指導や集団指導という指導方法の区分って意味があるのか・・・?私は最近そう考えます。札幌エリート塾は集団指導でありながらどの個別指導塾より個別に見ていると思います。

確かに新たに開業するとき、「自分は一人ひとりに教えることが向いているから個別指導塾にしよう」とか「一斉指導でたくさんのことを教えたいから集団指導にしよう」とか教えやすい手段を考えるかと思いますが、開業当初どのような形態の塾にしようともどの先生の想いは同じだったはずです。「通ってくれている生徒の成績をあげ幸せにしてあげたい」だと思います。さらには「通わせてくれている保護者の方に喜んでもらいたい」だと思います。集団指導だろうが個別指導だろうが思いはひとつだったと思います。その目的を達成できるなら手段なんてなんでも良いのではないかと思っています。

ところがいつの間にか先生も保護者の方もその手段が目的と化してしまっていて、うちは集団指導なんだから一人ひとりに合わせたことはしない・・・だとか個別指導なんだから同じところがわらなくても3人同時に同じことは教えない・・・だとか集団指導だからこれはするけどあれはしません。個別指導だからこれはするけどあれはしません・・というように手段が目的化してしまっている気がします。生徒の成績が伸びるなら個別に見る必要もあるでしょうし、同時に同じことを教えて時間の無駄を省いてあげることも必要でしょう。生徒の幸せのために集団だ個別だとこだわる必要は無い!それが札幌エリート塾12年でたどりついている現在の結論です。

札幌エリート塾では集団指導と言っていますが、生徒が問題解いている中で一人だけ鉛筆が止まっている子には個別に指導することもあります。授業後の特訓タイムは個別指導です。完全に個別指導のノウハウも思いきり入り込んできています。だから成績も伸びるし合格率も高いんですね。今回個別指導塾の運営を引き継ぐにあたり自分たちのやっていたことを見直して、けっこう個別指導の要素取り込んでいるなと感じました。

その考えで個別指導塾の運営に入ってきているわけですが、いま作り上げているシステムは個別指導のスタイルを維持しながら生徒にあたえる無駄を極限まで削減できていると感じています。そこで生徒にできた時間を使って「この問題はこういうミスが多い」「入試ではこう聞かれる」などのプラスアルファの情報も教えることができるようになります。

その個別指導塾の運営の経験は札幌エリート塾本体にも生きてくると思いますし、札幌エリート塾での運営がいま個別指導塾を大きく成長させようとしています。こんなに良い塾がすぐ近くにありますよ!そんな自信が出てきています。

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