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やっぱり怖い話が好き

やっぱり子どもは怖い話が好きなのか怖い話をするとキャーキャー言います。とはいえ、私の話は怖い話と見せかけてからの小噺風なので実際は怖くありません。でも小学3年生ぐらいまでは「それほんと?」とか聞いてきます。

本日小学3年生が「今日学校でちゃりさんやったの」とか言ってくるので「ちゃりさんってなんだ」って聞きました。そうすると「紙にYES,NOとか書いて・・・」とか教えてくれたのでこっくりさんみたいなものかと思って聞いたら「こっくりさんは死んだ人もいるからやったらだめなんだって」と言っていました。確かに私が子どものころはこっくりさんはガチなので、それをもっと軽くした鉛筆でやるやつが流行っていました。名前なんていったけな~。

そうしたら「メリーさんも怖い」っていうので「あの電話してくるやつ?」って聞いたら「そう」って言っていたのでメリーさん高塚バージョンのお話しもしてあげました。実は高塚先生のところにもメリーさんから電話かかってきたんだよ!って。「え~うそ~」とか言っていましたが。

去年の秋ぐらいさ、人形のメリーさんを持って中島公園を散歩していたのさ。そうしたら急に突風が吹いてね。メリーさんは西洋のお人形だから衣装がひらひらしているじゃない。それが風にあおられたのかぴゅーって風に飛ばされて池に落っこちてしまったのね。拾えないし、仕事行かなきゃならないから泣く泣くメリーさんを置いて帰ってきたのね。そして仕事してたら塾に電話かかってきたのさ。電話とったら


「もしもし私メリーさん。よくも置いていったわね」ガチャン。10分ぐらいしたらまた電話かかってきて
「もしもし私メリーさん。今札幌南高校の前にいるの」ガチャン。10分ぐらいしたらまたでんわかかってきて
「もしもし私メリーさん。今幌南小学校の前にいるの」ガチャン。・・・だんだん近づいてくる。だんだん怖くなってきてさ。
「もしもし私メリーさん。今コープの角にいるの」ガチャン。あぁすぐ近くだ
次に電話かかってきて
「もしもし私メリーさん」・・・これきっと塾の階段のぼってきてるな。逃げなきゃと思ったら
「もしもし私メリーさん。今図書館の前にいるの」ガチャン。通り過ぎてるじゃん!
「もしもし私メリーさん。今藻岩山の中にいるの」ガチャン。どこまで行くんだろ。逆に心配になってきたら
「もしもし私メリーさん。ここどこ?」ガチャン。迷子になってんじゃん。

迎えに行ってやろうと思ってこっちからかけたら「お客様のおかけになった番号は電波の届かないところに・・・」って山奥に迷い込んでるんじゃん。それ以来連絡つかないからどうなったか知らんけど冬中、北海道のどこかの山さまよってるんじゃないかねぇ

っていうお話しをしてあげたらなんか笑っていました。

そしてこんなことがあったって中学生にも話たら「その話聞いたことある」とか言っていたので、昔からこんなくだらないこと言ってたんだな~って思いました。そしてエレベーターばあちゃんの話(これは高塚の実話)とか、赤い部屋の話なかったっけとか。いろいろ笑える怪談話作っていました。

・・・あっ、塾の電話が鳴ったので続きはまた今度

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