先日、大丸ブッフェで札幌エリート塾中3の卒業のお祝いの会を実施しました。受験が終わった後でしたが参加された方はみんな笑顔だったのがとても良かったです。公立高校入試の結果はまだ出ていませんが、基本的に本人の行きたいところを受験させるので(今回は一人だけ志望校の確認を何度もとりましたが)、下手をしたら不合格が何人も出てもおかしくない受験指導なのですが、それでも例年0~2名に収まっている所を見るととてもよく頑張る生徒たちが集まってくれているんだろうなと思います。もちろん生徒数が多い塾ではないので合格者数は圧倒的に大手さんには負けます。ですが不合格者数は圧倒的に少ないです(当然です)。塾全体でも0~2あたりですから。割合にしても少ない方だと思います。
でもチャレンジな受験も多いので毎年全員不合格だったらどうしよう・・・などと考えます。もちろんいつかあそういう年が来るかもしれません。それを防ぐには進路面談で安全な高校に誘導すればいいのです。でも自分の行きたいところにチャレンジするのも大事です。高校受験程度では人生はたいして変わりません。受験に失敗した程度では人間は死なないのです。人生終わらないのです。第二志望の学校のほうが幸せになれるかもしれません。
私はそう思って、どこに進学したとしても幸せな人生を歩めるように指導してきているつもりです。勉強の仕方もそう、生き方もそう。今回卒業アルバムに何人かの生徒から寄せ書きをお願いされました。スペースがたくさんあった子に書いたのは①ちょっとしたことでも「ありがとう」って言える大人になろう ②飲み会に誘われたら喜んで行こう の2点です。他の人から愛され大事にされる人になってほしいです。これは今日卒業した全道の中学3年生に伝えたいです。人から愛される生き方をしてほしい。
塾ですからもちろん第一志望校合格にむけて取り組むのは当然です。そして理科の出題予想・・・高塚は生徒に「緊急地震速報を含めた地震」「イオン化傾向」を話していました。電流は「北海道の入試は間違いなくmAで出題されるからAに直して計算するの忘れるな!」といいました。その通りでした。「生物分野はわからん」とも言っていました。そこは鷹取先生は中1の理科範囲を予想しうまくフォローしてくれたと思います。塾としての最低限の仕事は果たせたと思います。でもそれを知っていても地震の震源と震央など難しい問題もありましたね。
https://ameblo.jp/fiveschools/entry-12885862831.html
村上先生もおっしゃっていますが、塾の仕事は合格させることかというと、確かに合格させることはともて大事なことだと思いますが、それが全てではありません。というかほんの一部だと思います。何より大事なのは失敗した時に立ち上がってまた歩き出せる力をつけることだと思っております。高校受験、大学受験、資格試験、就職試験、失敗する日がいつか来るものです。大谷翔平さんだってヒットをひとつも打てない日があるでしょう。皆さんにとってそれがたまたま入試の日だったなんてこともあると思うのです。そのときに立ち上がり次は成功できるように歩ける力、これが大事だと思うのです。それでもくじけることってありますよね。そんなとき自分を大事にしてくれる人の支えはとても大きいです。
さて
途中で書いた「ちょっとしたことでもありがとうと言える大人に」ですが、今は他でもない「親御さん」にありがとうと言ってほしい。何に対してありがとうか?それは自分で考えてみるといい。このタイミングで何を理由に親にありがとうと言うべきなのか考えてみるといい。たくさん浮かんできませんか?人によっては1つかもしれないです。でも恥ずかしがらず親にありがとうと言ってほしいですね。今日は。
札幌エリート塾の卒業生もここから新しいステージで頑張る日です。札幌エリート塾はもうすでに新しい生徒にむけて動き出しています。いつかみなさんの活躍を聞けたならとてもうれしいです。