同級生に札幌エリート塾の悪口を言う生徒がいると本日聞きました。以前から○○塾派と△△塾派という対立が見られる地域があり、私が中学生の頃も大きく2つの派閥がありました。そのような対立は大手塾さん同士のものなのかと思っていましたので、私たち単なる一個人で始めた札幌エリート塾も混ぜていただいているようでとてもうれしいことです。
でも、たいてい悪口を言っていると言われる子は成績がうちの生徒より低いことがほとんどで、今回の子もそうでした。そこが残念です。「悪口言っている塾の生徒に負ける気分ってどんな気分なんだろう・・・?」と一度会って話をしてみたいと思っている高塚です。まぁ有名な塾に通ってるのに成績が悪い子はプライドのためだけ(俺は〇〇塾にかよっているんだぜドヤ)に通っていると思っています。周りの成績が良い塾に俺も通っているというただそれだけが自分のプライドを満たせる点なのでしょう。ですが現実を見ると自分は周りの生徒より全然バカ。そうすると他人の足を引っ張るしかない・・・というね。そういうところ、わかる気がするんです。辛いんですよね。カワイソウ。
本日「まなびやむげん」かつ「札幌エリート塾」の鷹取先生が集計した北海道学力コンクールの学校間の平均点の一覧を見ました。もちろんそれがそのまま学校の学力差だと判断はできないところはあるのですが、けっこう参考になるかと思います。平均点が何十点も違うと(場合によっては100点違うところもある)、同じAランクでも得点力が違うんだろうな~とか、そもそもAランクの取りやすさの違いだとか考えさせられます。こうした情報量は個人塾では到底勝てません。鷹取先生のこのような取り組みはほんとうにありがたいものです。
その道コンの試験においても個人塾だと数名のいつもの慣れ親しんだメンバーで受験するため緊張感がなくなるということを聞きます。そこで熟長会では毎年中3の11月の道コンについては私立高校さん(かつては北海道科学大様、最近は札幌光星高校様)の教室をお借りして100人前後で行っております。これはなかなか良い刺激になっているそうで、なんとかして大手塾と同じような情報や経験をできるよう考えております。
一方、生徒数や先生の少ない個人塾だからこそできることもあるのです。作文や記述問題の添削なんてのは個人塾のほうが手厚くできると思います。面談をしても「これで様子をみましょう」などと言うことはなくすぐ行動に移せるのも個人塾の強みかと思います。
個人塾は大手のやっていることに負けないようにしながらもそれでも大手の強みもあります。どちらが自分にあっているかを考えながら塾を選ぶと良いと思うのです。