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北海道学力コンクールの理科を解いたよ

巷でよく聞かれる会話として「塾の先生が直前の授業でやったところが道コンに出た」と聞かれることがあります。札幌エリート塾ではそのような声は聞かれません。直前まで問題は見ないので。まぁだいたい数学は関数が出るでしょうとか、英語の最後は英作文でしょうとか話しますけど、直前の授業が出るということはないと思います。まぁ問題用紙は3日ほど前に送られてきますが、私は当日の朝まで封を開けないので当然です。何が出るのか知らないので。道コンの開催時期は講習会の後というのがポイントです。なんとかして点数取らせないといけないですからね。

さて、理科です。大問1は小問集合ですが問5に割と高い頻度で計算問題を持ってきます。これは単純な小問集合だからって満点取れると思ってんじゃねーぞ。という意気込みの現われでしょうか?でも大事なのは実際の入試はどうなっているか

2022年・・・アンモナイトが発見された地層を手がかりに最も古い地層を答える問題

2023年・・・南中高度の高い順。でもこの年は問2にばねののび、問3で濃度が出ていますね。

2024年・・・圧力の計算、直前の問4では電力量Jの計算が出ています。

やはり1~2問の計算は出てきますね。でも入試より道コンの方が正解にたどり着く手順が1段階多い感じです。入試のほうが易しいと思います。計算だと身構えず基本問題の1つとして解きましょう。

今回の理科は地学が「宇宙」、化学「化学変化」、生物「光合成」、物理「力、ばね」でした。私の入試予想としては地学「地震」、化学「イオン」、物理「電流」生物「わかんない」なので、どちらかというと1月道コンが私の予想に近い感じでした。私の予想は外れると評判なのですべて異なっている今回の道コンが大本命な気もします。

ということで大問2 宇宙天体の問題

問3の12月20日午後10時に見える星座。これは夕方を午後6時、真夜中を0時と考えるとその間のやや真夜中より。そこに人を立てます。

https://youtube.com/watch?v=bPwJUs161RE%3Fsi%3DPMxfhpwElYTXnlVv

問4 星座早見。地味に黄道が書かれていたんですね。小学生ならわかるのかな。でも本質は南中高度の問題です。

大問3は化学変化ですか。定番の気体が発生するやつですね。これは発生した気体の量が表にはかかれていないのでまずそれをひき算から求めることからスタート。その解き方さえわかっていれば問4(1)まではいけるはず。

ということでそれぞれの単元の最後に難易度の高い問題を入れてきています。そんなわけで大問1つ1つをクリアしていくのがしんどかったと思います。これは入試も同じ。入試の理科もそこそこの難易度で来ます。入試本番では大問2あたりの難易度の高い問題に時間をとられて後半に時間が無かったということがないようにしてほしいですね。

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